大型貯水槽 防食工事|西岡化建株式会社
防食工事

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大型貯水槽 防食ライニング

こちらは、大型貯水槽のFRP防蝕ライニング工事の施工例となります。貯水槽といいましても、単に水を溜めておくためのものではなく、汚水や汚泥を処理するための貯水槽となっており、FRPも単純な防水ではなく、鉄のタンクが腐食しないための防蝕工事となっております。
写真は、下地処理に至るための下準備として、汚れの洗浄を行なっているところです。

下地処理として、サンダーで表面の錆や汚れを削り取ります。
こういった大型貯水槽の場合、もし何らかのトラブルがあったとしても、簡単に補修をすることはできませんので、少しでも信頼性が向上するよう、この段階で錆や汚れは徹底的に除去しておきます。

下地処理後、錆止めと下地調整用途としてプライマーを塗布します。下地処理であるケレン清掃においても、完全に浮いた塗膜や錆の塊を除去する程度の4種ケレンから、砂やガラスビーズを高圧で噴射し、完全にサビを除去して限りなく新品の状態にまで近づける1種ケレンまでありますが、用途、状態、目的、費用、工期など、様々な理由からこちらでは電気工具を用いて丁寧に脆弱層を研磨する2種ケレンを採用しました。

プライマーの塗布後はFRPライニングの作業に移ります。 こちらはFRPライニングの2層目で、ロービングクロスを貼りつけている場面となります。
一般的にFRPライニングに用いられるものは、いわゆるガラスマットで、短いガラス繊維がランダムに編まれたもの(チョップドストランドマット)ですが、こちらは丁寧に織り込まれたガラスクロスです。 見た目以外の違いは、マットは形成や積層がしやすく、クロスは引張強度が高いという点でしょうか、マットとクロスを相互に積層することにより、作業性と高強度の両立を図ります。

こちらはFRPライニングの5層目で、今度はガラスマットの積層となります。 通常の防蝕ライニングでは、せいぜい3プライもあれば十分な信頼性をえられますが、こちらは5プライということからも、いかにこのライニングに耐久性や信頼性が求められているかがお分かりいただけるでしょう。 なお、一般的な小型ボートや小型ヨットの船体も、大体5プライ程度です。同じ5層FRPといったも、目的が異なるために単純な比較にはなりませんが・・・。

FRPライニングが終わると、トップコートの塗布を行なって完成となります。 水、汚水はもちろんのこと、酸やアルカリ、ガソリンタンクのライニングも行なっておりますので、タンクの防蝕工事が必要な場合は、ぜひご相談下さい。

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