こちらは、某医薬品メーカーの床改修工事の例となります。
写真は、下地処理を行うにあたって粉塵等が設備に付着しないよう、養生しています。
一応、研磨機には粉塵が飛散しないよう、削ると同時に掃除機で吸引する機能が付いていますので、それほど多くの粉塵は出ませんが、やはり多少は漏れ出し、飛散もします。 ですので、機器類が未撤去の現場では、必ず養生シートで覆う等の作業が必要になります。
そして、下地処理として表装研磨を行った写真がこちらです。
多少の劣化はありましたが、それほど重量や衝撃が加わる用途ではなかったため、下地の状態は比較的良好でした。
こちらが、下地処理後にプライマーの塗布を行い、硬質ウレタン「ウレグロス」の下塗りを行なっているところです。
こちらが「ウレグロス」の上塗りを行なっているところです。中心部の濃い緑の場所が中塗、周囲の薄い緑の場所が上塗りの状態です。
例によって緑づくしですが、もちろん他の色もあります。日塗工色見本に沿った特注色も調色いたします。
完成写真です。
こちらはまだ完成直後ですが、完全に硬化も終わると、床に映る蛍光灯の光も、より鮮明に眩しくなります。
エポキシ系であっても、こういった光沢のある綺麗な床が形成できますが、耐衝撃性、耐摩耗性に劣ります。
普通のウレタン系であれば、耐衝撃性は良好ですが、よくも悪くもクッション性の高い床となり、またこれほどの光沢は発生しません。
両方のメリットを凝集させた硬質ウレタン「ウレグロス」はいかがでしょうか。