大規模改修工事

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マンション大規模改修工事

大規模改修工事とは?

マンションは「経年劣化」します。定期的なメンテナンス(修繕)を怠ってしまうと、雨風や紫外線を浴びた外壁やコンクリート表面は劣化が進み、ひび割れにつながります。ひび割れたコンクリートは雨水が浸透すると内部にある鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートの破壊が進行します。建物の安全性を高めるためにも定期的な点検、日常の不具合に応じて調査診断→計画→設計→修繕を行う必要があります。

改修はいつ行うのがベスト?

建物や設備のパーツごとにそれぞれ耐用年数は違うので、修繕時期も異なります。ですが、居住したままの状態で工事が行われる改修工事の場合は、時期をできる限り集約させることで入居者様の負担を軽くすることが出来ます。 その基調となるものが12年周期の大規模改修工事です。

築12年目大規模修繕 → 築24年目大規模修繕 → 築36年大規模修繕・・・ このように継続して定期的な改修工事を行うことで費用を抑えながら建物の耐久性・価値を良い状態に保つことができます。

工事の流れ

マンション改修には様々な工事内容がありますが、当社は施工するそれぞれの状態に合わせて必要な工事を診断します。工事の主な流れについて紹介します。

足場仮設工事

足場仮設工事とは、工事中高所作業を行うための作業用床(足場)を設けるための工事です。この足場仮設がなければ、高所での作業を行うことができません。

また、転落防止用のネットや、安全上必要な仮囲い塀、作業用の電源装置や仮設トイレ設置なども仮設工事に含まれます。

高圧水洗浄

防水工事、躯体補修など施工する際は表面が汚れています。ほこりの付着や、コケ類がこびり付いた状態のまま上から工事を行ってもしっかりとした施工は実施できません。

「高圧水洗工法」は高圧で水を噴射するので短時間で綺麗になる効果的な洗浄方法です。最終の仕上がりを左右する重要な工程です。

シーリング工事

シーリング工事とは、外壁同士の隙間や外壁とサッシの隙間、また、サッシと窓ガラスの隙間など、水が通り抜ける、ありとあらゆる隙間を埋める工事の事をいいます。

躯体補修工事

コンクリートの躯体部分まで劣化が進行している場合、劣化個所について補修工事を行います。

ひび割れ、鉄筋部の錆、打ち込み時のジャンカや空洞部、モルタルの浮きなどがないか調査します。これらの劣化・損傷について、必要な補修工事を行います。

外壁塗装工事

マンションの外壁塗装は、一般的に修繕周期は10年とされています。外壁塗装は、見た目を美しくするだけでなく、建物の構造体である鉄筋コンクリートを保護し、耐久性を向上させます。外壁塗装の改修を行うことで、建物自体の資産価値も上がります。

最近では、従来の修繕周期を延長できるような耐久性のある塗料や、様々な性能を持つ機能性塗料も登場していますので、建物の劣化状況やご要望にあわせて最適な施工をいたします。

 

鉄部塗装工事

鉄部を塗り替える時期は5〜6年が望ましいとされています。ですが、本来鉄部はサビが発生してからの修繕では遅く、塗装表面を触れたときチョークのような粉状が付く(=チョーキング現象)タイミングが塗り替えの時期を迎えていると判断します。

屋根塗装工事

屋根は外壁以上に紫外線や雨風の影響を受けます。そのためかなりの耐久性が要求されます。定期的に屋根を塗り替えることで、屋根の耐久性を維持し、雨漏りによる躯体の損傷などを防ぎます。

エコに考慮した遮熱・断熱塗料を用いた屋根塗装が大変人気です。


バルコニー防水工事

バルコニーの防水工事には、ウレタン塗膜防水、FRP防水、シート防水などの工法があります。

最近では手軽で意匠性があり、磨耗や傷にも強い耐久性のある長尺シート工法が、多くの現場で施工されています。

廊下・階段防水工事

廊下・階段においても、ヒビがはいっていたり、水溜りができるようになると、雨漏りの原因や、躯体そのものにも影響を与えます。最近は、見た目に美しく施工が簡単な長尺シートでの防水が人気です。



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