マンションの立体機械式駐車場設備の改修工事を行いました。こちらの写真が施行前の状態です。
屋外設備ですので汚れこそありますが、今回はそれほど酷い錆や劣化はない状態からの塗替え工事となります。
コーナー部およびハンドルを切る箇所である前輪部においても、この程度の錆のみです。
錆が進行し、穴が開くほど放置してからの改修工事を行うのと、この程度の錆の時点で改修工事を行うのでは、改修工事の回数こそ多くとも、後者のほうが安く付く場合がほとんどです。
こちらが作業中の写真となります。
作業内容としましては、下塗りとして二液エポキシ系錆止塗装、中塗・上塗りに二液ウレタン塗装を行いました。
もちろん、下地処理として、点錆などは丁寧に除去しておりますので、長期間の防サビ効果が期待できます。
錆び・劣化がひどく穴が開いているような状態では、下地処理や塗装が難しくなります。
こちらが完成写真となります。
16台分の駐車スペースおよび操作盤、支柱、ゲートなどの共有設備の塗装を行いました。
また、屋外の鉄部としまして、消火設備の再塗装も行いました。
こちらも比較的綺麗な状態を保っており、外観のみではなく内部の設備も適切にメンテナンスが行われているということがわかります。
マンションを初めとする集合住宅の場合、こういった備品が綺麗ですと、マンション全体の管理が行き届いていることを効果的にアピールでき、居住環境の質を向上させることに役立ちます。 マンションを財産と考える上でも、外壁や防水などの大規模改修も重要ですが、細かな設備の改修も重要な要素の一つです。