私達は建築改修工事を通じて、持続可能な社会の構築を目指してきました。主な事業内容である防水工事、防食工事、塗床工事、塗装工事、躯体補修工事などは、いずれも建築物を水や腐食、自然環境や生産活動による劣化・損傷から守る工事であります。定期的な修繕をすることで建築物や社会インフラの長寿命化、ライフサイクルコストの低減が可能となります。これまでも改修工事を通じて、当社が長年培ってきた施工技術と新しい技術が生かし、環境保全に大きく貢献してきたと自負しております。 
　
　今後の課題は、創業時より50年近くにわたって培ってきた施工技術を、次の世代に承継することです。建設業においても労働人口が減少し、技術者の高齢化、若年労働者の減少が問題となっています。技術者の高齢化や人手不足は当社においても他人事ではなく、長年積み上げてきた施工技術を次の若い世代に承継することが喫緊の課題であります。
 
　これからも社員と共に、技術研鑽を怠らず、誰に対しても安全で平等な労働環境づくりのために一層努力いたします。今後とも環境経営に真摯に取り組んでまいります。